第28回 日本臨床救急医学会総会・学術集会 The 28th Annual Meeting of Japanese Society for Emergency Medicine 第28回 日本臨床救急医学会総会・学術集会 The 28th Annual Meeting of Japanese Society for Emergency Medicine

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日程表

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会長講演

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守谷 俊(自治医科大学附属さいたま医療センター)

特別講演

松本吉郎(日本医師会会長)
三浦豪太(プロスキーヤー・博士(医学))

海外講演

Benoît VIVIEN (SAMU de Paris, Anesthesiology and Critical Care)

会長特別企画

「知られざるヒーローたち ~ドクターカー写真コンテスト 2025 in YOKOHAMA~」

「災害時におけるクリーンディーゼル車(軽油車)の有用性」 東日本大震災をはじめ、これまで幾度も私たちは大規模災害の現場に立ち会ってきました。
その中で何よりも痛感したのは、「移動手段」や「燃料確保」がいかに命を守る医療活動に直結するかということです。
ガソリンが手に入らない。
救急車が走れない。
発電機が止まる。
通信や冷暖房が使えない。
そのような状況で、患者を搬送し、救命処置を行うことがどれほど困難で、救助を行う側の私たちがいかに不安であったのか。そして今も、首都直下地震や南海トラフ巨大地震といった更なる災害が現実の脅威として迫っています。今一度、皆さんも考えてみましょう。

教育講演

橋田俊彦(横浜国立大学総合学術高等研究院客員教授、元気象庁長官)
金子直之(深谷赤十字病院救急診療科)
櫻井 淳(日本大学医学部附属板橋病院救命救急センター)
古川力丸(板倉病院救急診療部)
梶原絢子(獨協医科大学看護学部)
讃井將満(自治医科大学麻酔科学・集中治療医学講座)

シンポジウム(10題)、パネルディスカッション(14題)、ワークショップ(11題)

シンポジウム講演
阿南英明(神奈川県立病院機構)

ワークショップ講演
岸本正文(府立中河内救命救急センター)

Pros and Cons

救急車の有料問題を考える 救急医療サービスの在り方は今、重要な岐路に立っている。急病やけがが発生した際、迅速に病院で治療を受けられるよう、救急車は全国どこでもすべての利用者に無料で提供されている。しかし、緊急性が低い状況でも「何かあれば救急車」と119番通報するケースが増え、救急車が適正に利用されていないのが現状で、この状況が続くと、本当に必要な人への対応が遅れるリスクが高まり、救急救命士にも身体的・心理的な負担が大きくなることが懸念される。そこで、救急車の利用を有料化すべきかについてPros & Consの観点から討論することを企画した。有料化により無駄な利用を抑制できる可能性がある一方、経済的に厳しい人々が利用をためらうリスクも考えられ、特に高齢者や低所得者層への影響は深刻であり、医療アクセスの公平性の観点からは慎重な検討が必要である。各専門職がそれぞれの視点から意見を深め、救急車をより効果的に活用するための解決策を模索し、今後の救急医療の在り方について、多角的な視点による議論をまとめていただきたい。

小児病院前救護の特定行為 現場で実施すべき?vs. 搬送を優先すべき? 病院前救護において救急救命士が適切かつ迅速に救急救命処置を実施できるかが傷病者の救命率向上に大いに影響する。しかし、小児病院前救護では、小児傷病者への救急救命処置基準が地域のメディカルコントロール協議会ごとに異なることや小児病院前救護に係る資器材や教育体制が十分には整備されていないといった課題が山積している。
本セッションでは、救急隊員にとって経験することが少ない小児傷病者に対する病院前救護において、質向上の障壁となる現場での運用上の課題やその解決策について議論したい。

専門医共通講習、救急科領域講習

日本救急撮影技師認定機構指定講習会

専門医共通講習・救急科領域講習のご案内

日本救急医学会 救急科専門医及び今年度受験中の先生方

本学術集会期中に講演されます下記講習について、「専門医共通講習」「救急科領域講習」の対象となる講習会として認定されましたので、奮ってご参加下さいますようお願い申し上げます。

専門医共通講習

6月20日(金) 15:10~16:10
「日本の薬剤耐性菌の現状」
演者:上原 由紀(順天堂大学大学院医学研究科 臨床病態検査医学)

6月20日(金) 16:20~17:20
「メディカルコントロールをめぐる喫緊の課題―携わる医師の倫理と法的責任―」
演者:橋本 雄太郎(香川大学危機管理教育・研究・地域連携推進機構)

6月20日(金) 17:30~18:30
「医療安全の基本と最近の動向」
演者:上條 由美(昭和医科大学大学院保健医療学研究科)

救急科領域講習

6月21日(土) 14:10~15:10
「外傷蘇生のPrinciples とCutting Edge—基本をおさえ、最前線をつかむ—」
演者:室野井 智博(島根大学医学部附属病院高度外傷センター)

6月21日(土) 15:20~16:20
「意識障害患者における初期診療とその鑑別の重要性」
演者:一二三 亨(聖路加国際病院救急部)

講演会場における「e医学会カード(UMINカード)」ご提示のお願い
上記の講演会場におきまして、「e医学会カード」の読み取りによる受講確認を行います。受講を予定されている救急科専門医及び今年度受験中の先生方は講習の際に「e医学会カード」をご持参ください。
(「e医学会カード」を忘れた場合も参加・参加登録は可能ですが、できるだけ「e医学会カード」のご提示にご協力いただけますようお願い申し上げます。)

事務局

自治医科大学附属さいたま医療センター 救急科内

〒330-8503 埼玉県さいたま市大宮区天沼町1-847

運営事務局

株式会社学会サービス内

〒150-0032 東京都渋谷区鶯谷町7-3-101
TEL:03-3496-6950 FAX:03-3496-2150
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